サッポロ エコ・エネルギー ハウス

サッポロ エコ・エネルギー ハウス が動き出した。
5月14日から25日に仮申請。
レベル         Q値[W/(m2・K)]   C値[cm2/m2]     補助額
トップランナー    0.5以下          0.5以下         200万円
ハイレベル      0.7以下          0.7以下          50万円 
スタンダードレベル   1.0以下          1.0以下          50万円
ベーシックレベル    1.3以下          1.0以下        50万円
ミニマムレベル     1.6以下          2.0以下         0万円(認定のみ)

平成26年度までは補助予算枠の予定があるらしい。
もし、このような制度が日本全国に波及したら、すごいことになるな。
 
この制度には、例示仕様はあるが仕様規定がない。Q値とC値での認定評価となる。
Q値は計算で、C値は実測。
Q値計算では、QPexが利用可能とのこと。(他ソフトも追加認証ありかな。)
市でも、エクセルベースの計算プログラムを公開予定らしい。
燃費計算は、原則デグリーデー法によるが、他ソフト利用可能。

では。

飛行機の窓の結露

飛行機には何回か乗ったことはあるけど、窓の結露を見た記憶はない。
飛行機の窓
住宅の窓も結露をなくしたい。
飛行機客室の窓の構造はどうなっているのでしょう。
ネットで調べたがよく解らなかった。
解ったのは、アクリル板の3層構造になっていて、外が9mm中が6mmらしい。
熱貫流率を計算するデータがなく、表面温度が計算できない。
高度1万メートルの温度は約マイナス50度、機内は約24℃に管理されているから
内外温度差は約74℃もある。温度差だけみると結露しそうである。
ポイントは、客室内の湿度にありそうだ。
飛行機は、機体の腐食防止のため(結露防止のため)湿度を20%以下に
保っているらしい。エアコンにウォーター・エクストラクターという
水分除去装置をつけているそうだ。
換気回数は、15~20回/時間に管理されているようだ。
空気線図を見ると、24℃、20%の露点温度はマイナス0.3℃。
客室内の窓の表面温度がマイナス0.3℃になるのは、経験的にありえない。
結露しないわけがやっとわかった。
では。

あと 機内は超乾燥してるから、静電気がすごいね。

ALIA殿

社団法人リビングアメニティ協会(ALIA)のホームページのインフォメーションに「窓の熱性能評価プログラム「熱貫流計算ソフトVer2」の公開について」2010.10.01
というのがあるが、使い方がサッパリ解らない。
先月電話した時は、11月中にはマニュアルが出来る予定と言っていたが、
いまだに音沙汰がない。
よろしくお願いしたい。
ではまた。

省エネ対策サポートセンター殿

12月1日にIBEC((財)建築環境・省エネルギー機構)に質問のファックスをしたが、いまだに回答がこない。
質問は以下の内容です。回答が来たら公開します。
ではまた。
省エネ対策サポートセンター殿

10gプラスマイナス2g

絶対湿度(ドライエアー1kg中に含まれる水分の重さ)は8g~12gがいいらしい。
そこで以前造った表を見てみた。
絶対湿度からみた気温ごとの相対湿度
冬は乾燥しやすくなりがちですが、
8g時の露点温度は10.7℃で、それ以下では結露となる。
12g時の露点温度は16.8℃で、それ以下は結露となる。
エンペックスの温湿度計を時々見ている私でした。
ではまた。

潜熱蓄熱材

潜熱蓄熱材の記事があった。
壁に400mmもの分厚い断熱材を使うのは良いのかという疑問があったが、
この技術を使えばその必要はないように思える。
無暖房やパッシブハウスレベルまできて、今後はだんだん断熱材は薄くなるに違いない。
まったくその通りかも知れません。石戸谷教授の技術の確立を期待します。
(自分は塗り壁が好きなので)
以下引用
暖房エネルギー4-7割減
PCM蓄熱材実用化へ
 PCMという特殊な蓄熱材を塗り壁材に混ぜ、日射でオーバーヒートした室内の熱や生活排熱を蓄熱・放熱させることにより、暖冷房エネルギーの大幅削減を実現する「アイウォール(iWall)システム」の研究・実証実験が、開発者の北海道職業能力開発大学校・石戸谷裕二教授(工博)らによって進められている。昨年には実験住宅が8棟建設され、4~7割の暖房エネルギー削減効果が実証された。

道職能大・石戸谷教授が検証
 アイウォールシステムは、一定の温度を境に蓄熱・放熱を行う性質を持つPCM蓄熱材を利用したもので、木造の高断熱・高気密住宅に高い蓄熱性を持たせることを目標として、石戸谷教授が5年前から研究を開始。PCMを石こうプラスターや漆喰、珪藻土などに混ぜて左官で室内の壁や天井に施工する「アイウォール―p」、PCMを混ぜた塗り壁の中に温水を通すマットも一緒に塗り込む「アイウォール」、そしてさらに壁面設置の太陽熱集熱器や地中へのパイピングによって再生可能エネルギーを有効利用する「アイウォール―e」という3種類のパターンが考えられており、このうち「アイウォール―e」は、大学校内の実証実験棟で検証を行っており、これから2棟の実験住宅の建設が予定されている。

室内壁の8割に蓄熱塗壁材
 昨年建設・実測が行われた実験住宅8棟は、3棟が「アイウォール―p」、5棟が「アイウォール」。 このうち7棟は札幌圏、残る1棟は神奈川県横浜市に建設された。
 仕組みとしては、室内壁面積の約8割にPCM混入の塗り壁材を採用。冬期の日中に日射熱や生活排熱などで室内がオーバーヒートして室温が25℃を超えると、塗り壁に混ぜたPCMが蓄熱を開始、逆に夜間は室温が25℃を下回るとPCMが蓄熱した熱を放熱することで、室温を25℃に保つようになっている。
 「アイウォール―p」は暖房に一般的な温水パネル式セントラルヒーティングを使うが、「アイウォール」は30℃の低温水による放熱マットを組み合わせることで、さらなる省エネ化と暖冷房負荷のピークシフトを図る。
 放熱マットは3×6尺サイズで、部屋の大きさが6帖なら1枚、8~10帖なら2枚使用し、温水は低出力の空気熱ヒートポンプで作る。

Q1.4で暖房灯油550リットル
 実測調査によると、「アイウォール―p」を採用した住宅は、同じ熱損失係数=Q値の住宅と比較して暖房なしでも室温を高く維持できる(自然温度差が2~3倍)。そのため年間暖房エネルギー消費量は4割削減することができ、延床面積40坪程度でQ値1・4Wなら、灯油550リットルくらいで済む。
 「アイウォール」は、暖房エネルギー消費量を最大で約7割削減。年間暖房灯油消費量は270リットル程度に収まる。春秋の暖房端境期でも室温は22~25℃の間で安定しているため、年間を通して暖房期間は約1ヵ月間短縮。30℃の低温水を使うため、ヒートポンプとのマッチングも良く、定格出力2kWの製品で間に合うなど設備容量を抑えることにもつながる。
 一方、「アイウォール―e」については、建物南面の壁に3×6尺サイズの集熱器を設置し、冬期は太陽熱で作った温水を放熱マットに循環させて暖房を行う。夏期は基礎のフーチング上に配管したパイプから地中熱で冷水を作って冷房に使う仕組み。使用するエネルギーは温水を循環させるポンプの電気代のみ。
 実証実験棟で検証したところ、壁面の集熱器は窓からの日射取得を利用するより約2・3倍の暖房エネルギー削減効果があることがわかったほか、夏期は外気温が35℃に達する日でも室温は26℃ほどで推移していることが分かり、最小のエネルギーで屋外の環境の変化に左右されない室内環境が実現可能になると、石戸谷教授は見ている。
 施工コストは、「アイウォール―p」が1棟あたりの施工面積150m2として70~80万円。「アイウォール」は一般的な温水パネルヒーティングと同等のコストを加算した金額、「アイウォール―e」は壁面の太陽熱集熱器と給湯用のタンクをセットで70万円ほど、地中熱のパイピングに15万円ほどのコストを加算した金額を想定している。

分厚い断熱せずに高省エネ
 石戸谷教授は「現在の住宅は1980年代初めから高断熱・高気密化によって省エネと室内環境の改善を進めてきたが、これから無暖冷房やパッシブハウスレベルまでの性能が求められるようになった時、例えば在来工法で壁に400㎜もの分厚い断熱を施工するのが適当なのかどうか。それならQ値1・3~1・6レベルの躯体にアイウォールシステムなどの蓄熱技術を加えれば、断熱の納まりで無理しなくても高い省エネ性と快適な室内環境が得られる。経済的にも10年以下で償却できるメドが立ってきた」と話している。
 アイウォールシステムの問い合わせはアイウォール研究会事務局の日和住設(tel011・665・1410)へ。

引用終わり
PCMとは潜熱蓄熱に用いられる材料でPhase Change Materialsの頭文字です。
融点25℃のノルマルパラフィン。

潜熱蓄熱材はFAS工法やOMソーラーで使われている。(融解温度23℃凝固温度19℃「スミターマル」)
「エコジュール」という商品もある。
またその技術は寝具などにも使われている。「アウトラスト」

このような蓄熱の技術とデシカのような調湿技術の確立はもうすぐかも。
では。

感知

http://www.new-cosmos.co.jp/infor/smell/img/pdf/aruseries_b.pdf

建築基準法では、0.5回/hの換気能力のあるファンを設置しなければならない。
24時間0.5回の換気する必要が本当にあるだろうか。
これは、省エネの観点からすると、必要以上の換気は、お金をすてているのと同じだ。
節電にもならないし。
上記の商品は、感知機連動なので、必要な時に換気されるのでいいかもしれない。
実際の費用対効果を知りたいが。
では。

何年でもと取れる(トリプルマイスター)

何年でもと取れる
1棟ごとの緒条件により違はでるので、上は1例である。
マイスター(遮熱Low-Eアルゴン)U=1.79と
トリプルマイスターU=1.29で計算すると Q値はそれぞれ1.24と1.18になる。
その差は、0.06しかない。工事費の掛かり増しは、約60万にもなる。
もとが取れるまでは約58年もかかる計算だ。
性能がもっとよくなり、かつもっと安くなければ需要は見込めない。
では。

熱損失

以前は床面積が小さくなるとQ値は自然に悪くなると書きました。

今日は「細長いと悪くなる」と「平屋になると悪くなる」というお話です。

     正方形で総2階 長い  平屋  両方
間口a        8.0   4.0    11.3   4.0
奥行きb       8.0   16.0   11.3   32.0
高さh         6.0   6.0    3.0     3.0
階数         2.0    2.0    1.0    1.0
床面積       128.0   128.0   128.0   128.0
表面積       320.0   368.0   391.8  472.0
表面積比     1.00   1.15    1.22    1.48

8×8の総2階を1.0とすると
4×16の2階建ては1.15
11.3×11.3の平屋は1.22
4×32の平屋は1.48にもなります。同じ床面積なのにこんなに違います。
まともにQ値に跳ね返り、また光熱費にも直結するのです。
そして、表面積は工事費にも直結。
では。
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良家 りょう(yoike-ryou)

Author:良家 りょう(yoike-ryou)
地場の工務店に勤務。
ほとんど、住宅設計を
担当しています。
仕事エリアは 秋田、
岩手、宮城県です。
血液型A型、さそり座。

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